ChatGPTでリスキリング
現代はリスキリングが必須なので、ChatGPTでリスキリングしよう。
この記事の目標:ChatGPTでキャリア形成や戦略を立てられるようにする。
1. ChatGPTの二重の役割
リスキリングの対象として
- ChatGPTの操作方法を学ぶこと自体が、新しいテクノロジーに適応するためのリスキリングになります。これにより、AI技術の理解と活用能力が身につきます。
リスキリングのサポートツールとして
- ChatGPTを使用して、さまざまな分野の知識や新しいスキルを学び、自分の能力を向上させることができます。
リスキリングのメリット
- スキルや知識の継続的な向上が見込める。
- キャリアアップや転職の機会が拡大する。
- 新しい挑戦への機会になる。
ダボス会議におけるリスキリング
- 2020年、「リスキリング革命」をテーマにセッション開催
- 技術の変化に対応するため、2030年までに10億人に良い教育、スキル、仕事を提供する必要性を提唱
いったん、まとめ
- リスキリングは社会全体の経済成長や持続可能性に貢献する重要な取り組みとして定められている。
- 今後、個人の成長やキャリアアップはビジネスにおいて必須になる。
つまり、「社会はすごいスピードで変化しているので、ついていけるように勉強しましょう」ということです。 当たり前に聞こえますが、圧倒的にスピードが上がっています。 その要因の一つがやはり、AIです。 ではどうすればいいか? スキルの棚卸しをして、自分に、会社に、何ができるのかを考えましょう。
2. スキルの見直し一覧表
自分にはどんなスキルがあるのか下記の表から考えてみます。 スキルを掛け合わせて価値を上げる作業がリスキリングです。 あなたが総務を長年やっていて、マネジメントもできる状態だとします。 でもどうしたらいいかわからないということもあると思います。 そこでChatGPTに聞きましょう。
この行動自体がChatGPTの使い方を覚える、というリスキリングになります。
ChatGPTをスキルの一つとして持つことは、全ての作業のベースにできる非常に汎用性の高いリスキリングといえます
分類
ビジネス職
- 営業
- マーケティング
- 新規事業開発
- 総務
- 広報・PR
- 企画
- 人事
- 編集
技術職
- システム開発
- システムエンジニア
- データサイエンティスト
- データアナリスト
- サイバーセキュリティー
- ネットワークエンジニア
- インフラエンジニア
ソフトスキル
- プレゼンテーション
- コミュニケーション
- マネジメント
- チームリーダーシップ
- ネゴシエーション
- リモートワーク管理
- コーチング
- デザイン考案
- 適切な自己評価
- メタ認知
業界
- 金融業界
- IT業界
- マスコミ・出版業界
- 医療業界
- 法律業界
- エンターテインメント業界
- 不動産業界
- 教育業界
- 飲食業界
IT技術
- 生成AI活用 (ChatGPT)
- データ分析/表計 (Excel)
- プロジェクト管理 (Notion, Asana)
- グラフィックデザイン (Canva)
- データベース管理 (MySQL, PostgreSQL)
- データビジュアライゼーション (Tableau)
- Webデザイン・UXデザイン (Figma)
- プログラミング
- サイバーセキュリティー
- AI/機械学習
- データサイエンス
知識・資格
- DX (デジタルトランスフォーメーション)
- SDGs/ESG
- 知的財産
- 法律
- 行動経済学
- 心理学
- MBA
- 経済学
- 社会学
この中になくても、大体でいいので自分のできること、もしくはやってきたこと、所属している業界やコミュニティなどの項目をリストアップします。
具体的に聞いてみる
では、実際に聞いてみましょう。 下記のプロンプトをChatGPTに質問してみましょう。
個人のリスキリングについて教えてください。
下記は私のスキルセットです。
・総務
・マネジメント、リモートワーク管理
・不動産業界
・データ分析/表計(Excel)
・プロジェクト管理(Notion)
・経済学
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上記を参考に個人のキャリアップのためにどういったリスキリングが考えられるか、2つの組み合わせで具体的な例を複数挙げてください。
⚠️上記を、必ずご自身の情報で試してみてください。
ご自身で試しに生成してもらえば数十秒で出てくると思います。 少し上級なスキルを求められる職業が提示されてきたと思います。 自分に合ってないなと感じれば、それを言葉にしてさらに聞いていきます。 このように「自分はこういうスキルがある」ということを伝えればそれに沿った答えを生成してくれます。
今回のプロンプトは特にこだわって設計されたものではありません。
ChatGPTの有料版で使用できるGPT4の性能が良くなってきているため、ある程度のプロンプトのブレはカバーしてくれるようになりました。 無料版でもそれなりだと思います。無料ですしね。 答えが上手くいかなくても繰り返し聞けますし、聞き直すこともできます。 具体的なプロンプトの技術については別のセクションでご説明します。 今回は以上になります。 ありがとうございました!