🤖 ChatGPTから2年以上。実務に生き残ったAIツール4選? 2025/02/20ver

この記事がたまにいいねされているので、最新版を書くことにしました。

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🤖 ChatGPTから2年以上。実務に生き残ったAIツール4選? 2025/02/20ver

🎯 はじめに

この記事がたまにいいねされているので、最新版を書くことにしました。

使うツールも結構変わってきたので、いい機会かなと思います。

今回も有料版、無料版織り交ぜてお話しします。内容としては、LLM、つまり基本のチャットボット系。Deep Researchがスタンダート化してきたので、こちら。あと、ハルシネーションを起こさない、つまり嘘つかないLLMとして、NotebookLMが使いやすいし、大体ツールがないのでこちらは紹介します。AI駆動開発もトレンドだし、ずっと追いかけてきたテーマなので、こちらも。

📋 2025年版まとめ

  • LLM 無料の中で一番よさそうなやつ。
  • DeepResearch いくつかあるよ。でも無料はないね。
  • NotebookLM 代替品がない。
  • AI駆動開発 Cursorがやっぱりいいね。力尽きたので、次回に詳しくやります。

画像生成とスライド生成に関しては前の記事と一緒なので省きますね。

🎯 1. Google AI Studio(無料)

まずはLLMから。無料で使うならどれかっていうのと有料と合わせてお話しします。

無料なら、Google AI Studioかなという感じです。最新のGeminiが使えます。

どういうことかというと、開発者用のページになっていて、ちょっととっつきにく感じです。

でもUIがシンプルだからか挙動も早いし、なかなかいいです。いつまで無料なのかわかりませんが、最新モデルも選べて素晴らしいです。

さらに、いろんな機能が使えて、画面共有しながら話せたりします。

🖥️ AIと画面共有して話せる

結構すごいんですけど、実用には耐えられない感じです。すぐエラー出るし、しばらく使ってたらいきなりバグってえええええええええええええええええええええええあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああとか音声でしっかりした音量で叫ばれて怖い思いをしたりします。

実際使うとしたら、よくわからないツールの設定とか、エラーの処理とかを画面見てもらいながらいけるので、将来的にはかなり有用になるだろうなって感じです。いままでだったらスクリーンショットを撮って、送って、状況を見てもらって、みたいな手順だったのが、動画でいけるようになったって感じです。未来ですね。

📝 プロンプトがつくれるよ

プロンプトが難しい、どっから手をつければいいのやら、という感じの時にいい方法があります。

GoogleAIstudioはシステムプロンプトってやつが、上にあって、こいつが上位概念的に認識されます。そこにプロンプトつくって、と入れておくと上手く動きやすいです。

プロンプトを作って、と下の入力欄に直接いってもやってくれるんですけど、役割(ロール)をシステムプロンプトに入れておくと、LLMが混乱せずに動いてくれることが多いです。

🤔 いろんなLLMの所感

どういう使い方をするかによると思います。もう普通のタスクくらいならどこのやつでも処理してくれます。DeepSeekが無料ですごいとか、いろいろありますけど、正直GPT3.5時代から課金していたことを考えるともう、別に無料のやつでも十分だよねって感じです。

逆にいうとそんなにクオリティを出させたいなら、やらせたいことも明確にあるはずなので、それにあったLLMを選ぶのが大事かなと思います。

  • コーディングと日本語の文章ならClaude3.5Sonnetがやっぱりいいかな、とか。
  • 高速で色々処理したいならGeminiFlash系がめっちゃ早いし、Groqもいいよね、とか。
  • ChatGPTはやっぱり万能選手感あるよね、とか。

無料か有料化も微妙です。本当はAPIで使うのが安いしね。

🔬 2. Gemini DeepResearch(有料)

で、二つ目はDeepResearchなんですけど、Geminiの有料版がいいかなと思ってます。そうなると、最初に紹介したGoogleAIStudioでわざわざGeminiを使う必要があんまりなくなり、普通に課金でいいんじゃないかな?となってきます。さらにこのあと紹介するNotebookLMもGoogleのツールのため、Googleに課金でいいんじゃないか……とGoogleに追い詰められてます。

で、他にもDeepResearchってあるので紹介しておきます。

🔍 Perplexity DeepResearch(場合によって無料)

ソフトバンク系のスマホユーザーは無料で使えるので、ぜひ使ってみてください。

✨ Genspark(場合によって無料)

GensparkはDeepResearchの先駆者でした。すげーっと思ったんですけど、そこは本家Googleが追いかけてきてさっと追い抜かれて、さらにGenspark側が追いかけて機能も似せてきている、みたいなイタチごっこ状態です。でもアイディアの本家だと思うので、ほんとすごいと思います。

Gensparkはよくキャンペーンをやっていて、なんか新機能発表会とかネットで探して参加するとコードが使えたりします。普通に課金しようとするとPlus$24.99とめっちゃ高いです。3,753.19 円です。2月20日現在。

あと、Mixture of Agentsってやつで、LLM同士を相談させる機能があります。まあそれによって特別頭がよくなったりはしない気がしますが、Agent系でイノベーションを起こそうっていう気持ちが見えます。

📊 DeepReseachまとめ

ほんで、精度的にはどうなんだってところですよね。正直あんまり変わんないと思います。あっあとOpenAIの200ドルプランに入っている方はすげー精度のDeepReseachができるらしいですけど、入ってないのでわかりません。ちょっと高すぎるよね。

GeminiがいいんじゃないかっていうのはGoogleドキュメントに直でいけたり、なんとなく使いやすいかな、くらいのところです。

リサーチをかけようと思ったら、別に目についたやつでいいや、くらい適当に使ってるし、本気でリサーチするときは全部使って比べてみて、さらにYoutubeやらブログやら海外サイトやら論文やらなんやら全力で調べることになるのは変わってないと思います。

📚 3. NotebookLM(無料、有料あり)

結構リリースされてから経ってますがあんまりもてはやされてないですかね。派手さがないから、ほっとかれてんのかな?みたいな感じです。しかしすごいです。正直、未来のツールです。

なにが未来かっていうとテキスト情報さえあればもうそこを起点に色々作り直せばいいじゃんって発想です。

NotebookLMにはソースを与えることができます。それはGoogleドキュメントからもいけるし、音声ファイルもいけるし、WebサイトもPDFもいけます。もちろんテキスト直でも。

そんで、そのあとソース元を参照してくるLLMが誕生します。こいつはハルシネーションを起こさず、ソースにない情報は「ないですよ」と言ってきます。それにソース元をしっかり番号振って出してきます。

🎙️ Podcast作成機能

この右側には機能がいくつかあって、一つすごいやつがあります。Podcast作成装置です。いまは英語しかないんですけど、フランクに男女がポッドキャストラジオ風にお話しする音声データが生成されます。

なにかコンテンツ制作業界の新しい扉がいつのまにか開かれていた気分です。個人的に私はAudibleをよく聞いているし、本は耳から入れると散歩しながら聴けるしいいよね、みたいな感じなので、調べごとして、ソースに突っ込んで好きなテーマでPodcastで聴ける機能が無料であるなんてすごいなあと思います。日本語化を待っています。

いろんな使い方ができますが、音声を突っ込んで(200MBまで)議事録作ったり、思想を突っ込んでみたり、社内規則を突っ込んでみたり、まあなんでもいけると思います。

あと、前述のDeepResearchの内容を突っ込んで使うっていうのもかなり実践的なアイディアです。RAGの親分みたいなイメージです。適当に言ってますが。

💰 無料版と有料版の違い

  • ノートブック作成数:無料版は100個まで、Plus版は500個まで
  • 1ノートブックあたりのソース数:無料版は50個まで、Plus版は300個まで
  • チャットクエリ数:無料版は1日50件まで、Plus版は1日500件まで
  • チャットのみの共有機能:アクセス権限を細かく設定可能
  • 高度なチャット設定:会話スタイルや回答の長さをカスタマイズ可能
  • ノートブック使用状況分析:過去7日間のアクセス状況を確認可能
  • Audio Overview機能:AIがポッドキャストを自動生成(英語のみ)

あと、無料版だとランダムにGoogleの中の人が眼を通す可能性があるそうです。開発上必要な手順なんでしょうけど、ランダムってのが、ね。なので、基本的に機密情報は入れられません。会社の何かに使うのは気をつけてください。有料だとそんなことないみたいです。

🎁 月額2,900円のGoogle One AI Premiumプラン

そもそもこれが、NotebookLM Plusを使えるようになるプランですが、これって、GoogleAIサービス全体への課金です。なので、前述のGeminiも使えるし

Gemini Advanced、Deep Research、NotebookLM Plusこいつらは全部入ってるし、ついでに下記が使えます。

  • 2TBのストレージ容量
  • GmailやGoogleドキュメントでのAI機能統合
  • Googleフォトの編集マジック機能(保存枚数無制限)

なんか、ストレージまでついてると結構、お得な気がしてしまいます。騙されちゃいかん!と思いますが、2900円なら業界価格的にも普通です。20ドルくらいですね。

💻 4. AI駆動開発

ああ、ちょっとながくなってしまったので、この話題は次回に持ち越します。と言いたいところですが、申し訳ないので、簡単にまとめます。

🎯 Cursorをつかう意味

AI使って開発をしようと思うと何に困るかって、こちらの状況全体、つまりディレクトリ構造とかそれぞれのファイルのコードとかをしっかり読み取ってくれてない、もしくは忘れていってしまう、という問題があります。コンテキスト情報をどう渡すかって話ですね。

これは結構大事で、こっちのファイルを直したら、向こうのファイルも直さないと動かないよね?みたいなことって開発してたら頻発します。

そこで、Cursorを使うとファイルを全部見に行って最適解を探そうとしてくれます。もちろんいつも完璧な答えを返すわけじゃないですけど、コンテキストを持っていると持っていないでは雲泥の差です。

🤔 そういえばClaudeやめたの?

前回の記事で、Claudeが最高です!とかいってたのにGoogleに染められてんじゃん、という話なんですけど、Claudeってそもそもどんな時に使うかっていうと普段使いはしないんですよね。

プログラミングか、AIライティングにしか使いません。いまは普段使いはChatGPTかGoogleAIStudioかGenminiAdvancedを使っています。

で、基本、Claudeはコーディングの時にしか使わないので、API経由でCursorで使ったり、ReplitとかもモデルはClaude3.5Sonnetだしとかで、使ってるし、いまでもやっぱり一番コーディング精度が高いと思ってます。使い方が変わったと言う感じですね。

🎯 使い方別おすすめ

💸 無料で行きたい方

GoogleAIStudioとNotebookLMを使ってみたらいいんじゃないかなと思います。こんなのを無料で手軽に使えるってことがすごいことです。

💰 多少は払ってもいいよって方

月額2,900円のGoogle One AI Premiumプランに入ってみる。チャットはGeminiで、NotebookLMのセキュリティ高いプラン使えるようにして、さらにDeepResearchを追加、って感じでいいかなと思います。

リサーチかけてNotebookLMに突っ込むっていうのが一つのプランで完結してるし、Geminiのモデルなかなかいいし、統合環境で迷わないからいいんじゃないかなと。プラットフォーマーの思う壺ですが、そもそも昔からGoogleのプロダクト好きだし、まあいいよねって感じです。

🚀 AI駆動開発したい方

Cursorの無料版でスタートして沼にハマっていけばいろいろ見えてくると思います。こちらは別記事でしっかりやりたいと思います。

🔒 全まとめ:セキュリティの重要性

そもそもお金を払う理由ですが、基本的なところで言うとセキュリティですね。漏洩リスクを考えると基本、課金するべきです。課金したってセキュリティの観点でどういう設計になっているのかチェックして使うのは基本です。ほんで、分かった上で使っていく。

無料でいくなら機密情報を与えないように使う。ちゃんとプロンプト考えれば普通にできると思います。それに自分のところの機密情報渡さないと引き出せない情報って多分AIに渡しても大した情報出ません。自分たちしか知らない情報なんだから。

長くなってしまいましたが、こんな感じです。もっとスッキリまとめる予定でしたが、ちょっとくどくなってしまいました。

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!

しがないフリーランスなんでいいね♥️だけがこの世の唯一の頼りです。よろしくお願いいたします🙏

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