LazyGitの使い方 ― インストールから基本操作まで
LazyGitはターミナル上で動くGit操作ツール。git add、git commit、git pushなどを覚えなくても、キー1つでGit操作ができる。差分の確認、ブランチの切り替え、コンフリクトの解決まで、すべてターミナル内で完結する。
インストール
Mac(Homebrew):
brew install lazygit
Ubuntu / Debian:
LAZYGIT_VERSION=$(curl -s "https://api.github.com/repos/jesseduffield/lazygit/releases/latest" | grep -Po '"tag_name": "v\K[^"]*')
curl -Lo lazygit.tar.gz "https://github.com/jesseduffield/lazygit/releases/latest/download/lazygit_${LAZYGIT_VERSION}_Linux_x86_64.tar.gz"
tar xf lazygit.tar.gz lazygit
sudo install lazygit /usr/local/bin
Windows(Scoop):
scoop install lazygit
Go:
go install github.com/jesseduffield/lazygit@latest
起動
Gitリポジトリのディレクトリで:
lazygit
終了はq。
画面の見方
起動すると5つのパネルが表示される。
| パネル | 内容 |
|---|---|
| Status | リポジトリ名・ブランチ名 |
| Files | 変更されたファイル一覧 |
| Branches | ブランチ一覧 |
| Commits | コミット履歴 |
| Stash | スタッシュ一覧 |
パネル間の移動はTab(順番に移動)または1〜5(直接ジャンプ)。
基本の流れ:ステージ → コミット → プッシュ
- Filesパネルでファイルを選んで
スペース→ ステージング c→ コミットメッセージを入力 →Enterp(小文字)→ プッシュ
これだけ。git add, git commit -m "...", git pushを手打ちするのと同じことが3キーで終わる。
ショートカット一覧
ナビゲーション
| キー | 操作 |
|---|---|
↑ ↓ |
パネル内で項目を移動 |
Tab |
次のパネルへ |
1〜5 |
パネルに直接ジャンプ |
q |
LazyGitを終了 |
? |
ヘルプを表示 |
ファイル操作(Filesパネル)
| キー | 操作 |
|---|---|
スペース |
ステージ / アンステージ |
a |
全ファイルをステージ |
d |
変更を破棄(discard) |
e |
ファイルをエディタで開く |
o |
ファイルをOSのデフォルトアプリで開く |
コミット操作
| キー | 操作 |
|---|---|
c |
コミット |
C |
直前のコミットを修正(amend) |
A |
ステージされた変更を直前のコミットに追加(amend no-edit) |
ブランチ操作(Branchesパネル)
| キー | 操作 |
|---|---|
スペース |
ブランチをチェックアウト |
n |
新しいブランチ作成 |
d |
ブランチを削除 |
r |
ブランチ名を変更 |
M |
現在のブランチにマージ |
リモート操作
| キー | 操作 |
|---|---|
p |
プッシュ |
P |
プル |
f |
フェッチ |
スタッシュ操作(Stashパネル)
| キー | 操作 |
|---|---|
s(Filesパネルで) |
変更をスタッシュ |
スペース |
スタッシュを適用(保持) |
p |
スタッシュを適用して削除(pop) |
d |
スタッシュを削除 |
その他
| キー | 操作 |
|---|---|
z |
直前の操作を取り消し(undo) |
/ |
検索 |
D |
差分の表示切替 |
@ |
コマンドログを表示 |
知っておくと便利なこと
undoが使える: zキーで直前のGit操作を取り消せる。git resetを手打ちするよりずっと安全。
コンフリクト解決: マージでコンフリクトが起きたとき、Filesパネルでファイルを選ぶと差分が表示される。どちらの変更を採用するかキー操作で選べる。
インタラクティブリベース: Commitsパネルでeを押すとリベースモードに入れる。コミットの並び替え、squash、メッセージ編集が視覚的にできる。
関連記事
- Zellij完全ガイド ― LazyGitと相性がいいターミナルマルチプレクサ
- tmuxの使い方 ― もう一つの定番マルチプレクサ