Gemini CLIの使い方|無料で使えるGoogleのAIコーディングツール

Google公式のGemini CLIを解説。無料・日本語対応のAIコーディングツールのインストール方法、主要コマンド10種、gemini.mdカスタマイズ、Claude Codeとの違いまで実践的に紹介。

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Gemini CLIの使い方|無料で使えるGoogleのAIコーディングツール

Gemini CLIは、Googleがリリースした無料のAIコーディング支援ツールです。Claude Codeと同様にターミナルからAIと対話しながら開発できますが、最大の違いは無料プランで利用できる点です。

この記事では、インストールから実践的な活用法まで、Gemini CLIの使い方をまとめます。

この記事でわかること

  • Gemini CLIのインストール方法(Docker環境推奨)
  • 10種の主要コマンドとショートカットキー
  • gemini.mdファイルによるカスタマイズ方法
  • Claude Codeとの具体的な違いと使い分け

Gemini CLIとは

Gemini CLIはコマンドラインから直接AIとやりとりしながらプログラムを開発できるツールです。

特徴 内容
料金 無料(Googleアカウントがあれば利用可能)
日本語対応 日本語での会話・指示が可能
自動生成 React、TypeScript等のアプリケーションを自動生成
開発元 Google

インストール手順(4ステップ)

ステップ1: Docker Desktopのインストール

開発環境を隔離するため、Docker Desktopをインストールします。PCに直接影響を与えずに安全に開発できる環境を構築できます。

ステップ2: Gemini CLIのインストール

Dockerコンテナ内でGemini CLIをインストールします。

npm install -g @anthropic-ai/gemini-cli

ステップ3: 認証設定

初回起動時にブラウザが開き、Googleアカウントでログインします。複雑な設定は不要で、認証フローは自動です。

ステップ4: 環境設定ファイル作成

必要に応じて.envファイルを作成し、APIキーやプロジェクトIDを設定します。

注意: 「ずっとYes」を選び続けるとAIが意図しないファイル変更を行うことがあります。Docker等の隔離環境での利用を推奨します。


主要コマンド一覧

基本操作

コマンド 機能
/help コマンド一覧を表示
/auth 認証設定の管理(Google、API、Workspace選択)
/quit 終了(使用トークン数を表示)
/clear 画面クリア+コンテキストリセット
/compress 作業内容を要約してコンテキストを圧縮

メモリ・保存系

コマンド 機能
/memory AIが記憶している内容を表示
/save 会話内容にタグを付けて保存
/list 保存された会話の一覧を表示
/chat 保存された会話を読み込み
/refresh gemini.mdファイルを再読み込み

ショートカットキー

キー 機能
ESC 実行中の処理を停止
Ctrl+C 強制終了
↑/↓ コマンド履歴の参照
Option+Enter (Mac) 改行入力
Tab コマンドの自動補完

gemini.mdでカスタマイズする

gemini.mdファイルをプロジェクトルートに作成すると、Gemini CLIに常時適用される指示を設定できます。Claude CodeのCLAUDE.mdに相当する機能です。

設定例:

# プロジェクト設定
- 日本語で会話してください
- TypeScript + React を使用
- テストはVitestで書く
- コミットメッセージは日本語

メモリー機能

/memoryコマンドでセッション内の一時的な記憶を追加できます。「このファイルはXXXの機能を担当している」のような文脈情報をセッション中だけ保持させたい場合に有効です。


Claude Codeとの比較

項目 Claude Code Gemini CLI
料金 月額$20(Maxプラン) 無料
トークン制限 プランに依存 無料枠内で十分
コード品質 非常に高い 良好
ファイル操作 高精度 時々不正確
日本語対応 良好 良好
カスタマイズ CLAUDE.md gemini.md
開発元 Anthropic Google

使い分けのポイント

実際に両方使ってみた感想として、以下のように使い分けるのが効率的です。

  • 精度重視の作業(リファクタリング、複雑なバグ修正)はClaude Code
  • プロトタイピング(新しいアプリの雛形作成)はGemini CLIでコスト節約
  • エラー解決: 片方で解決できなかったエラーがもう片方で解決するケースがある。両方試す価値あり

実践的な活用シーン

アプリの雛形生成

「React + TypeScriptでTodoアプリを作って」のような指示だけで、ディレクトリ構成からコンポーネント実装まで自動生成できます。

エラーの解析

エラーログを貼り付けて「このエラーの原因と修正方法を教えて」と聞くだけで、原因の特定と修正コードを提案してくれます。

コードレビュー

「このファイルの問題点を指摘して」と依頼すると、パフォーマンス、セキュリティ、可読性の観点からレビューしてくれます。

学習支援

プログラミング初心者でも、AIの指示に従いながら実際にアプリケーションを作ることで、実践的なスキルを身につけられます。


まとめ

Gemini CLIは、無料で使えるAIコーディング支援ツールとして十分な機能を備えています。Claude Codeと比較すると精度面で劣る部分はありますが、コストゼロで利用できるのは大きなメリットです。

まずはGemini CLIで始めてみて、より高い精度が必要になったらClaude Codeを検討する、という使い方もおすすめです。


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このブログを書いている人

福岡のAIエンジニア。生成AI(ChatGPT・Claude)を活用した業務自動化、Webサイト開発、技術顧問を行っています。
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