tower - Claude Codeと作る日記・習慣管理システム
この記事を読み終わる頃には、日記を「書く」という発想を捨てているはずです。
私は日記アプリを全部捨てました。そして喋ることにしました。
「おはよう」って喋るだけで、日記の準備が終わる。そして喋ってるうちに、日報も書かれてる。
GitHubリポジトリ: tower-template
喋れば日記になる
音声入力を使っています。
Claude Codeを開いて、喋る。
「今日は朝から頭痛がひどくて、でも午後には回復して、結局3時間くらいコード書いた」
これだけ。Claude Codeが勝手に整理してログに残してくれます。
タイピング? しない。 アプリを開く? ターミナルは開いてる。 書くぞという意志? いらない。喋ってるだけ。
喋ってる時点で、もう書いてる。
Gitを見れば、何やったか分かる
もう一つの武器があります。Git。
コード書いてコミットしてれば、その日の活動は全部残ってる。
「今日何やったっけ」→ Gitのコミット履歴を見ればいい。
Claude Codeなら:
- MCPでGitHub連携してれば自動で取得
- してなくても「今日のコミット見て」で取れる
つまり:
- 喋った内容 → ログ
- Gitのコミット → 活動記録
この2つが揃えば、日報は自動で完成します。
「今日のまとめ書いて」って言えば、Claude Codeが整理してくれる。
何も書いてない。喋って、コード書いて、それだけ。でも日報はできてる。
日記アプリへの不満
なぜ日記アプリは続かないのか
日記アプリ、何個試しましたか?
私は数えきれない。Notion、Obsidian、Logseq、Day One、Journey、Grid Diary...全部ダメでした。
なぜか。理由は3つ。
- 複雑すぎる - 機能が多すぎて開く気が失せる。テンプレート?タグ?リマインダー?うるさい。
- アプリを開くのが面倒 - 「日記書くぞ」という意志が必要。意志なんてものは朝のコーヒーが冷める前に消える。
- データが人質 - サービス終了したら?データ、どこいくの?
Markdown + Git = 自由
結論から言います。
Markdownファイルをテキストエディタで開いて、Gitでコミットする。
これだけ。これだけでいい。
- Markdownは10年後も読める
- Gitは変更履歴が全部残る
- どのマシンからでも同期できる
- サービス終了?ない。自分のファイルだから。
でも、これだけだと面倒なんです。毎日ファイル作って、昨日の振り返りして、習慣のストリーク数えて...
そこでClaude Codeの出番です。
towerとは
「おはよう」だけでいい
朝起きて、ターミナル開いて、Claude Codeで「おはよう」って喋る。
するとAIが:
- 今日の日記ファイルを作る
- 昨日の習慣を確認してストリークを計算
- 昨日の「気づき」「心がけ」を読み上げる
- 今日へのアドバイスをくれる
やることは「おはよう」と喋るだけ。
日記を「書く」なんて意識しなくていい。準備はAIがやる。
ディレクトリ構造
tower/
├── CLAUDE.md # AIへの指示書(これがすべて)
├── README.md
└── diary/
├── template.md # 初日用(参考)
└── 2026/
└── 02-03.md # 今日の日記
template.md? ほぼいらない。
CLAUDE.mdにルールが書いてあれば、前日の日記をコピーして作る。使ってるうちに日記の形は勝手に進化する。
CLAUDE.mdにルールを書いておくと、Claude Codeがそれに従って動く。「おはよう」と言われたら何をするか、全部ここに書いてある。
習慣トラッキング
ストリークの魔力
## 習慣
- [ ] 運動する 🔥5
- [ ] 読書する 🔥12
- [ ] 瞑想する 🔥3
この🔥12が見えますか。
12日連続で読書してる。この数字を見ると、途切れさせたくない。明日は🔥13にしたい。
人間は弱い。意志の力なんて信用するな。でも数字には弱い。ゲーミフィケーションの力を借りる。
AIが前日の日記を読んで、達成してたらストリークを+1する。達成してなかったら0に戻す。全自動。
Never miss twice
1日サボるのはOK。2日連続はNG。
これだけ覚えておけばいい。
完璧主義は習慣の敵です。「今日できなかった...もうダメだ」って思わない。1日くらい許す。
ただし、2日目は何があってもやる。2日連続でサボると、習慣は死ぬ。
日記の中身
感謝・気づき・心がけ
## 感謝
今日感謝できることは?
- 朝起きれたこと
- コーヒーが美味かったこと
## 気づき
- 午前中が一番集中できる
## 心がけ
明日意識したいこと:
- 夜更かししない
これを毎日書く。というか喋る。
そして翌朝、AIが「昨日の気づき」と「心がけ」を読み上げてくれる。
「昨日、あなたは『夜更かししない』と書きました。今日も意識しましょう」
自分で書いた言葉を、翌朝自分に返されると、なんか効く。
自己評価
## 自己評価
**今日の評価**: ⭐⭐⭐⭐
1日の終わりに星をつける。
⭐⭐⭐⭐⭐ = 最高 ⭐ = 最悪
良し悪しじゃない。「この日はどうだったか」を記録するだけ。あとで振り返るときに役立つ。
Claude Codeとの連携
CLAUDE.mdの中身
## 朝のルーティン(おはよう)
ユーザーが「おはよう」と言ったら:
1. **前日の日記をコピー**して今日のファイルを作成
2. チェックボックスをリセット、完了タスクを削除
3. ストリークを計算して更新
4. 前日の「気づき」「心がけ」を読み上げ
5. 今日に活かせるポイントを提案
シンプルです。
そしてこのCLAUDE.md自体も、Claude Codeに「このルール追加して」と言えば更新してくれる。
設定すらAIが管理する。
なぜテンプレートじゃなくコピーなのか
日記は進化する。
使ってるうちに「この項目いらない」「これ追加したい」ってなる。テンプレートファイルを毎回編集するのは面倒。
前日コピーなら、昨日の自分が「ベストな形」を作ってくれてる。習慣リストもタスクも、そのまま引き継げる。
昨日の自分がテンプレートだ。
MCP連携(オプション)
MCPサーバーを使えば、もっと色々できる。
- google-calendar → 今日の予定を日記に自動挿入
- github → 昨日のコミット履歴を自動ログ
でもなくても動く。シンプルに始められる。
セットアップ
5分で終わる
# 1. テンプレートをフォーク
# GitHub で「Use this template」をクリック
# 2. クローン
git clone https://github.com/YOUR_USERNAME/tower.git ~/tower
# 3. 開く
cd ~/tower
claude
# 4. 喋る
おはよう
これだけ。
最初の日記だけ自分で作る。習慣リストを書いて、その日のことを書く。翌朝から、AIがコピーして準備してくれる。
使ってるうちに、日記の形は勝手に最適化されていく。
まとめ
日記が続かないのは、意志が弱いからじゃない。
「書く」という発想がダメだからです。
- 書くな → 喋れ
- アプリを開くな → ターミナルで完結させろ
- テンプレートを管理するな → 昨日の自分がテンプレート
- 完璧を目指すな → Never miss twice
towerはそういう仕組みです。
喋ってコード書いてるだけで、日報ができてる。
日記や習慣管理で何度も挫折した人は、試してみてください。
GitHubリポジトリ: tower-template